「統合報告書発行状況調査2022 中間報告」を公表しました

　株式会社ディスクロージャー＆IR総合研究所　ESG/統合報告研究室において、2022年1月から9月末までに発行された統合報告書に類するレポートを対象として、統合報告書の発行状況に関する調査を実施しました。その調査・分析結果は速報ベースで「中間報告」として纏め、当研究室で発行している「研究室通信Vol.22（10/28発行予定）」で公表いたしますが、その一部の情報をハイライトとして以下に開示いたします。なお、2022年１月から12月末までの調査・分析結果については、2023年２月下旬頃に最終報告として開示する予定です。

【概要】　
　2022年9月末時点で統合報告書を発行した企業等は昨年同時期の435社から81社増加の516社となりました。また、統合報告フレームワークに言及するなど「統合思考を用いた情報開示である」ことをコミットしている統合報告書（以下「狭義の統合報告書」という）の割合は490社となり、9割以上の企業等が「統合思考による情報開示を行っている」ことを明示しています。