
◆ESGの環境(E)に注目が集まるのは良いことだが
9月、一ヶ月間で日経新聞のウェブサイトでESGという言葉が出ている記事(人事異動は除く)を検索すると86件がヒットした。毎日数件のESG関連の情報が伝えられるが、ESG情報86件中、環境(E)に関連する記事やコラムが40件と圧倒的に多い。今年の台風の発生は例年に比べると少ないが、驚異的な風速のスーパー台風、それを起こす要因となっている海水温の上昇や、夏は恒常的に40度近くまで上昇する気温、そして海外では山火事の多発等、科学的にどの程度影響があるかは分からないが、肌感覚で温室効果ガスの削減が急務であることは明らかだ。
次いで、多いのはESGが投資の主体となりつつあるといった投資関連記事が22件となっている。環境や投資においてESGが語られる文脈は、社会課題が企業や投資家としてのそれぞれ機会につながっていることもあると考える。企業にとっても企業価値を高める機会を、より前向きにアピールしたいだろうし、投資家もそのような機会をできるだけとらえたいと考えている証左だと感じる。・・・・
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