宝印刷株式会社
研究員コラム
片桐研究室長

「ESG を理解しはじめた個人投資家の存在 ~ 『 個人投資家の「 ESG 」に関する意識調査』 3 年間の 推移~」を発行しました

ウィズコロナ・アフターコロナの世界をより良いものにしていこうという流れの中で重視されているのが「グレート・リセット(GreatReset)」だ。 

<中略> 

日本においてもこうした潮流は如実に反映されており、改訂されたコーポレートガバナンス・コードではサステナビリティに関する要素がふんだんに盛り込まれた内容になっている。マネジメントにおいてサステナビリティ課題に対して如何に取り組んでいくのか議論し、方針や姿勢などについて開示しなければ、今後の持続可能な成長は見込めない企業であると判断される時代だ。こうした潮流は主に機関投資家との建設的な対話を目的としたものだが、一方で投資家であり消費者でもある個人投資家はこれをどう見ているのか。当研究所では個人投資家を対象に、2016年、2018年、2021年の3回に亘り、企業の社会的責任及びESGに関する意識調査として、投資側面と消費側面でアンケートを実施している。以下、その推移で意識変化を見ていきたい。

◆概要◆

アンケート対象者:個人投資家向け IRマガジン「ジャパニーズインベスター」誌定期読者
調査地域:全国 調査方法 WEB アンケート  調査時期:2021 年6月
有効回答件数:2016年 690件 / 2018年 943件 / 2021年 1,004件

【調査結果ハイライト 】
●SDGs に対する認識が飛躍的に向上、2018年では2割程度の認知度だったが2021年では8割以上に
●企業のESG情報はホームページからの入手が最も多く、併せてその充実を望む声も大きい
●8割近くの個人投資家が、投資以外の購買行動においても環境貢献や社会貢献など倫理的な消費を意識している

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