宝印刷株式会社
研究員コラム
片桐研究室長

研究員コラム「求められる情報開示と企業における裏事情」を発行しました

世界比較から垣間見る日本の悲しい現状
 梅雨空が重く広がり、新型コロナウイルスの猛威は簡単には歯止めが利かない状況だ。アクセルとブレーキをうまく使いこなせない政府の政策に国民は右往左往する。これがいつまで続くのか誰にも分からない混沌とした状況で、テレワークの効率性を知りつつ日々なぜか従来通り出社しなければならない会社員の足取りが軽くなるはずもない。今まで環境中心の質問だった ESG 機関投資家は、その一部がコロナ禍において従業員をはじめとする人材に注目すべきとして「S」についての情報を収集するようになって ・・・・

あるべき情報開示の姿に挑む 、情報開示担当者の悲哀
 こうした現状の中で、7 月は統合報告書の制作もピークを迎えている頃だ。今年は新型コロナウイルスの影響を鑑み、対面での取材を避けオンラインで実施する企業や、急遽コロナ禍における自社の対応及び今後の対策などを特集として掲載する など様々な工夫をしている企業も多い。数か月で激変した外部環境に翻弄され、どの企業の情報開示担当者も、制度開示・任意開示問わず今年はかなり苦労をしているのではないだろうか。
 3月決算企業の有価証券報告書をいくつか見てみると、 あるべき情報開示の姿を実現しようと、 担当者が必死で情報を整理し・・・

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